民家造 素材を生かす技、暮らしを映すかたち

縄文時代から現代までの暮らしの変化や社会経済的な発展を軸に、民家の部位と素材について、東アジア諸国と比較しつつ、その成立の過程と特質がまとめられた本。

【本書からの引用】
「民謡も民話も、ある地域の民衆の暮らしに根ざして生まれた歌や物語であり、同じように地域の暮らしの器として、地域の素材と技術を用いて、地域の風土に適応してつくられた家、それが民家である。」(p.36)

「民家の梁から下の部分は大工がつくる構造として、技術的には普遍性が強い。それに対して屋根は村人が共同でつくり維持してきた技であり、住まいが屋根だけの時代からの古いかたちを伝えている可能性が大きいのである。」(p.121)


【書誌情報】
書 名:民家造 素材を生かす技、暮らしを映すかたち
著者名:安藤邦廣 Ando Kunihiro
発行所:株式会社学芸出版社 Gakugei Shuppan-Sha
出版年:2009

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