民家は生きてきた

1963年に出版された民家研究の名著の復刻版。初出原稿は、二川幸夫の写真集「日本の民家」の解説。

民家再生の手法として、今でいうリフォームやリノベーションも提案し、民家の「保存」のあり方の1つだと指摘しています。「生きてきた」民家が、これからも「生きていく」ために、私たちにできることとは?

【本書からの引用】
「もし私たちが誇り高き現代人としての自尊心をもっているならば、祖先への郷愁としてではなくして、むしろ輝かしい構想力にみちた未来への現代的象徴または反映として、民家を保存すべきであると考える。」(p.29)


【書誌情報】
書 名:民家は生きてきた
著者名:伊藤ていじ Ito Teiji
発行所:鹿島出版会 KAJIMA INSTITUTE PUBLISHING CO., LTD.
出版年:2013

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【関連書籍】
日本の民家一九五五年 MINKA1955 Japanese Traditional Houses

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