古民家びとツアーレポート「古民家ライフ高木さんお話会と座敷蔵見学会」
当日の山形県村山市は、まだ肌寒く桜の花もチラホラ。
座敷蔵のすぐそばには最上川が流れています。
日本3大急流の一つといわれる最上川の中でも、大淀は、特にダイナミックに蛇行する名所ですが、「大きく淀む」という字の表すとおり、まるで時間が止まったかのように緩やかに流れていました。
また、座敷蔵から歩いて10分位の所には、「真下慶治記念美術館」があります。
真下慶治氏は、最上川の景観を描き続けた洋画家です。美術館の設計は、建築家谷口吉生氏と共に資生堂アートハウスや土門拳記念館などの設計を手がけたことで知られる建築家高宮眞介氏です。
そんな文化の香り高い大淀に、会場となった座敷蔵はありました。
座敷蔵に入ってみると…
蔵というと薄暗くて中で暮らすというイメージはなかったのですが、窓があって明るくて、台所があり、畳が敷いてあり、押し入れがあり、ひとたび中に入ると蔵であることをすっかり忘れてしまう空間でした。又、座敷蔵の隣にかつてあったという茅葺きの母屋を描いた真下慶治氏の絵もありました。
そして、幅70センチ程の急な階段を上がった2階には、手つかずのお宝が山積みに!早速、お宝を購入されていた方もいらっしゃいました。
高木さんのお話の後は、「山形ガールズ農場」さんのパウンドケーキを頂きながらのおしゃべりタイム。参加された皆さん、それぞれの時間を楽しんでおられました。
参加された方の感想を少しご紹介します。
「豊かさとは何かを自分でも考えました」
「ちょっとの法則が良かった」
「一気にしなくとも少しずつ、いいなと思いました」
「登録文化財や大淀の話が印象に残った」
講師の高木さん、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
リンク
・高木さんのブログ http://www.kominkalife.jp/blog/
・山形ガールズ農場HP http://www.kf831.com/girls/
・真下慶治記念美術館HP http://www.massimo-k.org/p_murayama/